~瀬戸内国際芸術祭2025 パートナー企業連携企画~
高松港プロジェクト姉妹作品・「そらあみ」を高松空港にて展示
高松空港株式会社のメインスポンサーである三菱地所株式会社は、瀬戸内国際芸術祭実行委員会と共催で、「瀬戸内国際芸術祭2025」で作品「高松港プロジェクト」(建築:佐藤研吾氏、アート:五十嵐靖晃氏)で展示する五十嵐靖晃氏の作品制作ワークショップ「そらあみを編もう」を2025年7月に東京・丸の内で実施。「瀬戸内国際芸術祭2025」夏会期に向け、志度・津田エリアと引田エリアにて、地元漁師や地域の方々、瀬戸内国際芸術祭のボランティアサポーター「こえび隊」が編んだ網(そらあみ)を受け継ぎ、作品を完成させました。
本ワークショップで制作された作品は、「瀬戸内国際芸術祭2025」の作品として、高松港にて鑑賞することができますが、香川県の空の港である高松空港においても、アーティスト五十嵐靖晃氏、瀬戸内国際芸術祭実行委員会、株式会社アートフロントギャラリーのご協力のもと、本作品の姉妹作を展示する運びとなりました。
〔高松空港での高松港プロジェクト姉妹作品・「そらあみ」展示について〕
※空港展示は瀬戸内国際芸術祭公式作品ではありません。
○展示期間|「瀬戸内国際芸術祭2025」夏会期(~2025/8/31)・秋会期(2025/10/3~11/9)
○展示場所|高松空港ターミナルビル 正面入口付近(屋外)
○そらあみ|参加者と共に漁網を編み上げ空に掲げることで、網の目を通して土地の風景を捉え直すアートプロジェクト。空に立ち上げた〈そらあみ〉は、見慣れた風景の中に潜む記憶を浮き上がらせ、その 土地に息づく見えない姿を気づかせてくれます。また、漁網の編み方は世界共通のため国内外 各地に展開し、海のつながりを編み広げていっています。
○アーティスト|五十嵐 靖晃(いがらし やすあき)
1978年千葉県生まれ。東京藝術大学大学院修士課程修了。 人々との協働を通じて、その土地の暮らしと自然とを美しく接続させ、景色をつくり変えるような表現活動を各地で展開。アートとは「自然と人間の関わりの術」であると考える。2005年にヨットで日本からミクロネシアまで約4000kmを航海した経験から“海からの視座”を活動の根底とする。
代表的なプロジェクトは、《くすかき》(太宰府天満宮/2010~)、 《そらあみ》(瀬戸内国際芸術祭 2013・2016・2019)、《時を束ねる》 (南極ビエンナーレ 2017)、《海渡り》(つなぎ美術館/2021~)など。 2024年、千葉県立美術館開館50周年記念特別展「五十嵐靖晃 海風」 を開催した。
○主催|三菱地所株式会社、高松空港株式会社
○協力|五十嵐靖晃、瀬戸内国際芸術祭実行委員会、株式会社アートフロントギャラリー
〔そらあみができるまで〕